SON × B.LEAGUE Hope共同プロジェクト「Challenge with ALL」東京展開スタートのお知らせ
公益財団法人スペシャルオリンピックス日本(以下、「SON」)と公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(以下、「B.LEAGUE」)の社会的責任イニシアティブであるB.LEAGUE Hope(以下、「B.Hope」)の共同プロジェクト「Challenge with ALL」の東京展開スタートに際し、1月27日(土)にアルバルク東京ホームゲーム「スペシャルオリンピックスデー」において、SON・東京とアルバルク東京の包括連携協定を締結いたしましたのでご報告いたします。
SONでは、ナショナルパートナーであるトヨタ自動車様ご支援のもと2016年からアルバルク東京様ホームゲームでSOデーを開催し、SOチアとアルバルクチアリーダーの共演など、SOの普及活動に努めてまいりました。今後は、東京都内各地での普及活動や交流イベントなど、更に連携・協力を強化しながら、SONの周知活動を行ってまいります。
協定締結にあたりハーフタイムにはコート上で連携発表を行い、トヨタアルバルク東京株式会社 林邦彦代表取締役社長、伊藤大司ゼネラルマネージャー、SON・東京真壁理 理事長、SON・東京アスリート吉田 幹さんが登壇しました。
アスリートを代表して登壇した吉田さんは、
「僕は小学校1年生のころからスペシャルオリンピックスのバスケットボールプログラムに参加しています。
仲間と練習をしたり作戦を考えたりするのがとても楽しいです。アルバルクの選手と一緒にバスケをしたいです。」
とコメントしました。
【Challenge with ALL SON・東京×アルバルク東京 包括連携協定概要について】
(1)連携の目的
相互に連携することを通じて地域と結びつき、共創・協働が発展して、インクルーシブ社会の実現に資すること
(2)連携の内容
- アルバルク東京フロントスタッフによるSOボランティア登録と、活動現場でのボランティア実施
- アルバルク東京ホームゲームへのSOアスリートの招待
- SOアスリートとアルバルク東京の選手・コーチとの交流イベントの実施
- アルバルク東京SOアンバサダーの選任と活動の推進
【トヨタアルバルク東京株式会社 代表取締役社長 林 邦彦様 コメント】
アルバルク東京は2016年のクラブ創設時よりトヨタ自動車と共にスペシャルオリンピックスを支援・活動してきました。本日、改めてスペシャルオリンピックス日本・東京様と包括連携協定を締結することで、ホームゲーム会場での活動に留まらず、地域のSOアスリートの活動にさらに寄り添い、クラブ一丸となって取り組めることを大変喜ばしく思っております。
SOアスリートとの関わりは元気をもらえる活動です。ぜひ多くの方にSOを知り、理解を深めるきっかけとなっていただくためにアルバルク東京も全力を尽くしてまいります。
【トヨタアルバルク東京株式会社 Challenge with ALL東京アンバサダー 伊藤大司様 コメント】
この度、初のChallenge with ALL東京アンバサダーに就任しました。プロスポーツクラブとしてSOと共に活動することは、自分たちを見つめなおし、クラブとしての成長にもつながるものと考えております。選手、スタッフと共に積極的に関わってまいりますので、皆様もぜひSOへのご理解・ご協力をお願いいたします。
【SON・東京理事長 真壁 理 様 コメント】
本日、トヨタアルバルク東京株式会社と、私共スペシャルオリンピックス日本・東京は、包括連携に関して協定書を結ばせていただきました。私共スペシャルオリンピックス日本・東京では、スポーツや文化活動を通して、自立と社会参加を目指し、約1,000人の知的障害のある人、そして約700人のボランティアが共に活動をしています。障害の有無にかかわらず、すべての人が輝けるインクルーシブな社会の構築に取り組むトヨタアルバルク東京株式会社と、今後も共に前に進んでまいります。これからもご支援の程宜しくお願いいたします。
【アルバルク東京 https://www.alvark-tokyo.jp/ 】
男子プロバスケットボールBリーグ1部に所属するチーム。国立代々木競技場第一体育館(渋谷区)をホームアリーナとして活動中。現在東地区2位(3月22日現在)。2025-26シーズンより、江東区青海に新設されるアリーナをホームとして活動予定。
TOYOTA ARENA TOKYO https://www.alvark-tokyo.jp/a_arena/
「Challenge with ALL」は、日本全国の各地域における活動を強化すべく、SONの地区組織と、B.LEAGUEの各クラブが地域単位で展開する、SONとB.LEAGUEの共同プロジェクトし、2022年5月28日に発足した活動で、北海道、沖縄、島根、京都、愛知、東京と展開を広げています。
「Challenge with ALL」特設サイト:https://www.bleague.jp/b-hope_son/
【SON×B.Hopeが目指す世界】
近年SDGsの浸透により、「誰一人取り残さない」インクルージョンの重要性が広く理解されるようになりました。そこでSON とB.Hopeは、知的障害のある人とない人がバスケという1つのスポーツを通じて、感動や悔しい気持ちを分かち合い、「ために(for U)」ではなく「ともに(for with)」理解を深めることで、インクルージョン社会の実現を推進いたします。そしてバスケの枠を越えて、ともに様々な挑戦や体験が出来る世界に向けて活動を続けて参ります。
【B.Hopeとは】
2016年B.LEAGUE創設とともにスタートした社会的責任活動のイニシアティブ。SDGsの実現を目指して、バスケの力を通じた社会課題解決の活動を、クラブ・選手・ファン・地域・パートナー企業の方々とともに実施しております。
B.Hope:https://www.bleague.jp/b-hope/
【スペシャルオリンピックスとは】
知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を年間を通じて提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織です。
スペシャルオリンピックス日本では47都道府県の地区組織でスポーツプログラムを提供しスポーツを通したインクルージョン社会を推進しています。
SONとB.LEAGUE Hopeの主な活動実績について
2018年 | 横浜アリーナで開催されたB.LEAGUE FINAL 2017-18の試合前のコートでパートナーシップ調印式とユニファイドバスケットボールのスペシャルゲームも実施。 https://www.bleague.jp/b-hope_detail/id=38371 |
2019年 | 横浜アリーナで開催されたB.LEAGUE FINAL 2018-19の試合前にスペシャルオリンピックス日本のバスケットボールチームと豪華バスケットボールレジェンドによるユニファイドエキシビションマッチを実施。 https://www.bleague.jp/b-hope/hope-action/action_detail/id=164708 |
2020年 | B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020 HOKKAIDO で、スペシャルオリンピックス日本の活動についてのPRを実施。 https://www.facebook.com/so.nippon/posts/2853082348070104 |
2021年 | スペシャルオリンピックス日本の有森理事長とB.LEAGUEの島田チェアマンが「コロナ禍におけるスポーツ」をテーマに対談。 https://www.bleague.jp/b-hope_detail/id=86292 日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21 GAME1にてモザイクアートをお披露目。 https://www.bleague.jp/b-hope/hope-action/action_detail/id=164737 |
2022年 | 日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22で様々な取り組みを実施。 https://www.bleague.jp/b-hope/hope-action/action_detail/id=233557 Challenge with ALLプロジェクト発足。SON地区組織とB.LEAGUE クラブの連携推進中。 https://www.bleague.jp/b-hope_son/ |
2023年 | 日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23でユニファイドスポーツ®︎バスケットボールチャレンジを実施 https://www.bleague.jp/b-hope/hope-action/action_detail/id=329933 |
※1 多様な人々がお互いを認め合い、それぞれの個性を活かすことが出来る社会。
※2 知的障害のある人(アスリート)と知的障がいのない人(パートナー)が混合チームを作り、練習や試合を行い、スポーツを通じてお互いに相手の個性を理解し合い支え合う関係を築いていくためのSON独自の取り組み。
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