参加・支援する

スペシャルオリンピックスの活動参加について

活動に参加する「知的障害のある人=アスリート」、「その家族=ファミリー」、そして「ボランティア」、すべての皆様が参加者であり、日常のスポーツトレーニングから世界大会まで、共に経験を重ねる中でそれぞれの可能性が広がっています。

「アスリート、ファミリー、ボランティア」この三者はスペシャルオリンピックスにとって、とても大切な役割を担っています。

全ての人が「参加者」として、「活動を支える人」として、「感動を分かち合う人」として、スペシャルオリンピックス(SO)の活動に携わっていきます。

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知的障害とは

厚生労働省は知的障害児者礎調査において「知的障害の定義」を 「知的機能の障害が発達期(概ね18歳まで)にあらわれ、日常生活に障害が生じているため、何らかの特別の援助を必要とする状態にあるもの」としています。
スペシャルオリンピックスに関しては以下の要件のうちいずれかに該当する場合参加ができます。

1. 機関や専門家により知的障害があるとされている。

2. 標準的な知能検査により知的な遅れが確認されている。

スポーツプログラムに参加する

スペシャルオリンピックスは誰でも参加でき、参加者にあった方法で楽しむことができます。
活動に参加する「知的障害のある人=アスリート」、「その家族=ファミリー」、そして「ボランティア」、全ての皆様がスペシャルオリンピックス活動の参加者であり、日常のスポーツトレーニングから大会、イベント等、共に経験を重ねる中でそれぞれの可能性が広がっています。

スポーツに興味のある方はもちろん、見学したいという方もまずは気軽にご参加ください。

アスリート参加

スペシャルオリンピックスでは、例えば、毎週日曜日の午前中は○○競技場で陸上の練習、木曜日の夜は○○ボウリング場でボウリングの練習というように、日常的に、スポーツを楽しみながら技術向上を目指すスポーツプログラム(スポーツトレーニング)を開催しています。
現在、国内では24競技を実施しており、これらはオリンピック形式(国際的な競技団体のルールや運営方法を基本とする)に則っています。スポーツプログラムには知的障害がある「6歳以上」であれば、誰でも参加資格があります。

※ヤングアスリートプログラムは2歳から7歳まで参加可能

ボランティア、コーチ参加

スペシャルオリンピックスの活動に参加するボランティアの数は、世界170以上の国と地域で100万人超。日本では47都道府県で4,374人(*注)以上が参加し、地域の活動を支えています。
ボランティアの種類も様々で、日常のスポーツプログラムのコーチ、大会、イベントの運営サポートや、事務局のお手伝等があり、活動は「自分のできる事を、できる時間に、できる範囲」で行えます。また、ボランティアの参加に競技経験は問いません。

*注 2021年度末時点。

スペシャルオリンピックス日本に支援・寄付する

ひとりでも多くの知的障害のある人たちが活動に参加することで、一人ひとりが輝けるよう、皆様のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

寄付、協賛について

スペシャルオリンピックス日本(SON)は、皆様のご寄付やご支援、協賛によって支えられている非営利組織です。
ひとりでも多くの人たちに活動へ参加していただくことで、知的障害のある人たちがスポーツを楽しみ、心身の健康を増進すると共に、共に暮らす地域の人たちと障害や性別、年齢などをこえた友情の輪が広がることを願っています。