お知らせ

2021年度 お礼のご挨拶

今年もスペシャルオリンピックス日本(SON)にあたたかいご支援、ご協力をいただきありがとうございました。

新型コロナウイルス感染症のパンデミック収束を祈りつつ、アスリートや関係各所の安全・安心を第一に考え、皆様のお力添えをいただきながら事業を進めることができた1年でした。

昨年、活動が制限される中、アスリートの健康維持に加え、ユニファイド*活動推進のために『SONオンラインマラソン2020』を開催しました。約2,000名の方にご参加いただき、場所や時間の制限を越えて「つながる」ことを意識した、私たちの活動における新たな試みとなりました。今年は「Run with all」をテーマに掲げ、第2回『SONオンラインマラソン2021』を開催いたしました。開催期間中は延べ5,044名の皆様にご参加いただき、総走行距離324,886.98㎞(世界1.7周達成相当)という結果になりました。

*ユニファイドスポーツ…知的障害のある人、ない人が共にチームメイトとなり、一緒にスポーツをする、スペシャルオリンピックス独自の取り組み。
詳細: https://www.son.or.jp/business/unified/

また、今年9月にはアスリート・リーダーシップ・プログラム(ALPs)の一環として、オンライン会議システムを活用した『アスリート・ストーリー発表会』を実施しました。日本全国から10名のアスリートが「スペシャルオリンピックス活動を通じて成長したこと」、「挑戦していること」、「知的障害のある人のスポーツ」などを題材に自分自身の声を届けました。発表会はライブストリーミングを行い、堂々と意見を述べるアスリート達の姿をスペシャルオリンピックス関係者だけではなく、多くの方にご視聴頂きました。この発表会やアスリートアンバサダー活動等、スポーツのみならず、アスリートが輝ける場を創出する事業は来年以降も展開していきたいと考えております。

昨年掲げたスローガン「Be with all」を合言葉に、引き続き「みんなが輝き、誰ひとりも取り残されない社会」を目指してまいります。スポーツの持つ力を信じて、皆様と共にチャレンジし、共に生み出し、共に活動を実行していきたいと思います。

■「Be with all ~多様な人々が活きる社会の実現へ~」PR映像はこちら:
 https://youtu.be/xIoyzWn6VJU

2022年も引き続き、温かいご支援とご声援を宜しくお願い致します。

公益財団法人スペシャルオリンピックス日本 理事長

本年のBe with all活動報告書ならびに2025年までの中長期計画については下記資料をご参照下さい。
2021年度Be with all活動報告書
中長期計画