アスリートアンバサダーが「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23」 ユニファイドバスケイベントを取材！

5月27日（土）日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23 において「B.Hope ACTION Diversity & Inclusion supported by Sateraito Office」 ユニファイドスポーツ®︎バスケットボールチャレンジが行われ、スペシャルオリンピックス日本（SON）アスリートアンバサダーの小川真治さんがレポーターとして、参加者の皆さんを取材しました。

※本イベントに関する活動レポートは こちら

アスリート・コーチにインタビュー！

B.LEAGUE FINALS という大きな舞台で「ユニファイドスポーツ®︎バスケットボールチャレンジ」に参加したアスリートたちへ、イベント参加直後の感想を直撃！また現在各SON地区組織にて取り組んでいる「Challenge with ALL」のプロジェクトに関して、コーチにもインタビューを行いました。

バスケットボールチャレンジをプレーして、うまくできたことはありましたか？

小林さん（SON・北海道）：目標で（ペアになった中学生と）お互いに「スリーポイントを1本ずつきめる」と決めて、スリーポイントきめられたのでよかったです。

和田さん（SON・島根）：プロのこの ”B.LEAGUE FINALS” という舞台で、シュートを打つことはなかなかできることではないので、スリーポイントを打てたことが宝物になりました。

バスケットボールチャレンジで特に印象に残ったことはなんですか？

柿木さん（SON・島根）：体育館（アリーナ）も広くて、ボールもよく跳ねて、中学生といっても勢いがあってびっくりしました。こういう場所でできたことはとても貴重な経験になったと思いました。

對馬さん（SON・北海道）：（中学生も一緒に）みんなでバスケットができて良かったと思いました。

【小川さんコメント】
僕は観客席で応援していましたが、とってもかっこよくプレーしていて憧れました。皆さん貴重な経験をしたり、ときに緊張したりと皆さんとてもよく頑張ったなと思いました。

ユニファイドスポーツ®として、中学生と一緒にプレーしてみてどうでしたか？

池田さん（SON・京都）：初めての人とだったので、その中で協力してプレーできたのは楽しかったです。僕自身あまりシュートが入らなかったんですけど、楽しかったので良かったです。

笹原さん（SON・京都）：シュートがいつもより決められて良かったです。

初田コーチ（SON・京都）：中学生の方たちと事前に限られた時間で、一緒にコミュニケーションを取った後にプレーをするというのは少し難しかったと思うんですが、相手のことがお互いにまだ分からない中でも、ニコッと笑顔でお互い接すればうまくいけるというのも、ひとついい勉強になったかなと思います。

「Challenge with ALL」の取り組みに関して、どう思いますか？

初田コーチ（SON・京都）：B.LEAGUEさんという人気のある大きな団体と一緒にやらせてもらうことは非常にアスリートにとってもいい刺激になると思っています。また今日もたくさんのお客さんがいらっしゃる中でスペシャルオリンピックス（SO）や「Challenge with ALL」の取り組みについて知ってもらえる機会となって、ひとりでも多くの人に覚えて帰ってもらって、友達やご家族に広めてもらえたらいいなと思いましたし、京都での「Challenge with ALL」の取り組みもどんどん知ってもらえるよう頑張っていきたいなと思います。

B.LEAGUE 古澤さん にインタビュー

今回のイベントのご担当者である、B.LEAGUEの古澤さんにお話を伺いました。

「Challenge with ALL」の取り組みをやっていて、どんなところにやりがいを感じられますか？

私は昨年12月におこなった、琉球ゴールデンキングスとSON・沖縄との連携協定締結式に実際参加させていただいて、その際にSOアスリートの方が「バスケットボールが大好きです！」とお話されていました。その時に誰しもがバスケットボールというものを通じて、同じ競技を愛しているということを実感したことが、私のようにバスケットボールを生業にしている者にとっては非常に感慨深く、やりがいがあると感じました。

反対になにか苦労などはありますか？

強いて言うのであれば、当然ですが我々B.LEAGUE、クラブ、そしてSONさんと地区組織の方々、関わる人が多くなりますので、そういったところでキックオフまでの認識合わせですとかミーティングの数含め、多少なりとも時間がかかりますが、それを凌駕するやりがいがある取り組みだと感じています。

知的障害のあるアスリートたちがプレーする姿をみて、どう感じられましたか？

今日のイベントでもそうですが、なんの遜色もなくバスケットボールという競技を一緒に楽しんでいる姿をみて、私も一緒にコートに立ちたかったなと思いました。

平岡拓晃 理事長へインタビュー！

最後に平岡理事長へもインタビューを行いました。

ユニファイドとして、SOアスリートと中学生が一緒にプレーをしているのを見てどうでしたか？

感動したという気持ちが強かったです。お互いが支え合いながら、ひとつの目標に向かってカバーし合いながら頑張っている姿を見て、やはりユニファイドスポーツ®はいいなと心から思いました。

「Challenge with ALL」の取り組みに関して、どう思いますか？

今日のイベントを通して改めてこの活動は全国各地で広まってほしいなと思いました。ただ一緒にやるだけではなくて、その先の価値というものを我々が気づく必要もあるし、さらにそれを伝えていく必要があると思いました。気づいてくれる方はたくさんいらっしゃると思いますので、まずは行動を示していきたいと思います。

小川さん感想

インタビューするのは、緊張した気持ちが半分でしたが、こうやって人と触れ合う機会をもらったことに強く感謝し、その経験を活かして次に自分のあり方や自分の意思を強くしていきたいと思いました。人との接する場面だったので、相手に警戒心とか緊張を持たせないように、自分が温かい気持ちで接すると相手にも伝わると思い意識しながらインタビューしました。

今後もアスリートアンバサダーは、スペシャルオリンピックス日本が取り組んでいる Be with all®事業 について一緒に学びながら、取り組みに関してアスリート自身の言葉でどんどん発信していきます。引き続き、アスリードアンバサダーへの応援をどうぞよろしくお願いいたします！