SON × B.LEAGUE Hope共同プロジェクト「Challenge with ALL」愛知展開スタートのお知らせ
~SON・愛知とBリーグ愛知4クラブとが連携した地域活動でインクルージョン社会※1実現を推進~
公益財団法人スペシャルオリンピックス日本(以下、「SON」)と公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(以下、「B.LEAGUE」)の社会的責任イニシアティブであるB.LEAGUE Hope(以下、「B.Hope」)は、9月15日(金)、共同プロジェクト「Challenge with ALL」の愛知展開スタートに際し、愛知県知事大村秀章氏、三遠ネオフェニックス水野晃代表取締役社長、シーホース三河鈴木秀臣シニアアドバイザー、ファイティングイーグルス名古屋鈴木浩昌代表取締役社長CEO、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ山下雄樹代表取締役社長とともに本活動の大義を共有するとともに、今後の展開について発表いたしました。
SONとB.LEAGUEは、2018年にパートナーシップ協定を締結し、これまではB.LEAGUE FINALSやB.LEAGUE ALL-STAR GAME等、全国規模の大会と連携し、インクルージョンの考え方を広く発信するほか、いくつかの地域で連携した活動を実施してきました。B.LEAGUEは、プロスポーツリーグとして日本初の社会的責任イニシアティブであるB.Hopeを2016年に創設し、クラブ・選手・ファン・地域・パートナー企業の方々を巻き込んで、SDGsの実現を目指したアクションを開発・推進されてきました。そしてユニファイドスポーツ🄬※2を通じてインクルージョン社会の実現を目指すSONの理念に賛同いただき、2018年にパートナーシップ協定を締結いたしました。
■SON 理事長 平岡拓晃 コメント
まずはじめに、愛知県の皆様、スペシャルオリンピックスナショナルゲームの開催やSO活動におきまして、日頃よりご支援・ご協力いただいておりますこと本当にありがとうございます。
B.LEAGUE様とは、2018年のパートナーシップ締結より、共に歩む中で、「地域に愛される」地区組織・クラブを目指している点も共通する認識であり、スペシャルオリンピックスの目指す誰も取り残すことのない共生社会の実現はこのプロジェクトの真髄とも言えます。
このプロジェクトを愛知県全体で実施できることは、まさにチャレンジングな取り組みだと感じています。
これをきっかけに、障害のある人もない人も地域で共に生きる社会の実現へとつながるよう、スペシャルオリンピックス日本としても取り組んで参る所存です。愛知県の皆様には、ぜひ、今後実施されるイベント等ご参加いただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
■B.LEAGUEチェアマン 島田 慎二様 コメント
本プロジェクトを開始して2年目となる今シーズンは、SON・愛知様と愛知県様が連携されてこられた背景から、愛知4クラブと共に活動を広げていく運びとなりました。我々が進めているB.革新においても、ダイバーシティ&インクルージョンを重視し、社会性の観点ではバスケを通じて地域や社会課題の解決に寄与するリーグを目指しています。今回は本プロジェクトとして初めて、県内の複数クラブとSON地区が連携していきますが、各クラブの特徴や強みを活かし、時にはクラブの枠を超え愛知県全体でインクルーシブな社会を実現していけたらと考えております。
「Challenge with ALL」は、日本全国の各地域における活動を強化すべく、各クラブ・地域の単位で展開するSONとB.LEAGUEの共同プロジェクトし、2022年5月28日に発足した活動です。
「Challenge with ALL」特設サイト:https://www.bleague.jp/b-hope_son/
【SON×B.Hopeが目指す世界】
近年SDGsの浸透により、「誰一人取り残さない」インクルージョンの重要性が広く理解されるようになりました。そこでSON とB.Hopeは、知的障害のある人とない人がバスケという1つのスポーツを通じて、感動や悔しい気持ちを分かち合い、「ために(for U)」ではなく「ともに(for with)」理解を深めることで、インクルージョン社会の実現を推進いたします。そしてバスケの枠を越えて、ともに様々な挑戦や体験が出来る世界に向けて活動を続けて参ります。
【B.Hopeとは】
2016年B.LEAGUE創設とともにスタートした社会的責任活動のイニシアティブ。SDGsの実現を目指して、バスケの力を通じた社会課題解決活動を全国のクラブ・選手とともに実施しております。
B.Hope:https://www.bleague.jp/b-hope/
【スペシャルオリンピックスとは】
知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を年間を通じて提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織です。
スペシャルオリンピックス日本では47都道府県の地区組織でスポーツプログラムを提供しスポーツを通したインクルージョン社会を推進しています。
SONとB.LEAGUE Hopeの主な活動実績について
2018年 | 横浜アリーナで開催されたB.LEAGUE FINAL 2017-18の試合前のコートでパートナーシップ調印式とユニファイドバスケットボールのスペシャルゲームも実施。 https://www.bleague.jp/b-hope_detail/id=38371 |
2019年 | 横浜アリーナで開催されたB.LEAGUE FINAL 2018-19の試合前にスペシャルオリンピックス日本のバスケットボールチームと豪華バスケットボールレジェンドによるユニファイドエキシビションマッチを実施。 https://www.bleague.jp/b-hope/hope-action/action_detail/id=164708 |
2020年 | B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020 HOKKAIDO で、スペシャルオリンピックス日本の活動についてのPRを実施。 https://www.facebook.com/so.nippon/posts/2853082348070104 |
2021年 | スペシャルオリンピックス日本の有森理事長とB.LEAGUEの島田チェアマンが「コロナ禍におけるスポーツ」をテーマに対談。 https://www.bleague.jp/b-hope_detail/id=86292 日本生命 B.LEAGUE FINALS 2020-21 GAME1にてモザイクアートをお披露目。 https://www.bleague.jp/b-hope/hope-action/action_detail/id=164737 |
2022年 | 日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22で様々な取り組みを実施。 https://www.bleague.jp/b-hope/hope-action/action_detail/id=233557 Challenge with ALLプロジェクト発足。SON地区組織とB.LEAGUE クラブの連携推進中。 https://www.bleague.jp/b-hope_son/ |
2023年 | 日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23でユニファイドスポーツ®︎バスケットボールチャレンジを実施 https://www.bleague.jp/b-hope/hope-action/action_detail/id=329933 |
※1 多様な人々がお互いを認め合い、それぞれの個性を活かすことが出来る社会。
※2 知的障害のある人(アスリート)と知的障がいのない人(パートナー)が混合チームを作り、練習や試合を行い、スポーツを通じてお互いに相手の個性を理解し合い支え合う関係を築いていくためのSON独自の取り組み。
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