ユニス・ケネディ・シュライバー・デー 2020「みんなでユニファイドボールを完成させよう!」 キャンペーンの実施について

「みんなでユニファイドボールを完成させよう!」 キャンペーンについて

スペシャルオリンピックス(SO)では、毎年ユニス・ケネディ・シュライバー・デーに合わせて全国各地でユニファイドスポーツのイベントを実施しています。2020年度は、新型コロナウイルスの影響により多くのイベントが中止となっている状況ですが、知的障害のある人もない人も、共にコロナ禍を乗り越えて、再び一緒に笑顔でスポーツを​楽しめる日がくるように、そして誰もが自分らしく生きられる社会を作り上げていくために、​みんなの願いを込めた絵を集め、ひとつのモザイクアートを完成させるキャンペーンを実施します。​だれでも参加可能なキャンペーンですので、多くの方のご参加をお待ちしております!

☆キャンペーンにご参加いただいた方の中から抽選で30名に素敵なプレゼントをご用意しています。(※専用フォームからの参加者限定)
☆キャンペーンについての詳細はこちら<特設サイト>をご覧ください。

<キャンペーンチラシ(PDF)>

ユニス・ケネディ・シュライバー・デーとは?

「知的障害のある人と共にスポーツを楽しむ」ことを通じて、社会の多様性と調和を目指す精神を世界に広めたSO創設者ユニス・ケネディ・シュライバーの功績を記念し、世界各地でこの日に合わせて「Play Unified to Live Unified(共にスポーツし、共に生きる)」をテーマに、障害のある人とない人が共同で行う活動を展開しています。SO国際本部では2010年から9月第四土曜日をユニス・ケネディ・シュライバー・デーと定めましたが、2017年度から、SO第1回夏季国際大会を開催した7月20日に変更となりました。日本国内では、2015年からユニス・ケネディ・シュライバー・デーを実施していますが、夏季の猛暑による影響も考慮し、安全にイベントを実施できるように実施期間に幅を持たせてユニファイドスポーツイベントを全国各地で展開してきました。2020年度は、コロナ禍でもつながりを保てるように、また全国のみなさんが一つになれるようにキャンペーンを実施します。

ユニス・ケネディ・シュライバーってだれ?

ユニス・ケネディ・シュライバーはジョン・F・ケネディ元アメリカ大統領の妹であり、スペシャルオリンピックスの創設者です。ユニスの姉、ローズマリーには知的障害がありました。1960年代当時のアメリカでは、知的障害のある人たちは施設での生活を強いられていたり、無理解による差別や偏見にさいなまれていました。しかしユニスは、知的障害のある人たちにも素晴らしい才能や可能性があると考えていました。

ユニスとローズマリーは家族と一緒に様々なスポーツに親しみながら育ちましたが、世の中には、ローズマリーのような人たちがスポーツをするためのプログラムや選択肢は限られていました。ユニスは大学生の頃に競技者として過ごし、スポーツは様々な人々をつなぐ共通の場所であると考えるようになりました。

1962年、ユニスは自宅の庭を開放して、知的障害のある人たちのためにデイキャンプを開催しました。これがスペシャルオリンピックスの始まりです。ユニスには「知的障害があっても、スポーツを心から楽しむチャンスが与えられるべきだ」との信念がありました。スペシャルオリンピックスの活動は、ジョセフ・P・ケネディ財団の支援のもと、1968年に組織化され、「スペシャルオリンピックス」となり、全米をはじめ、世界へと広がっていきました。

ユニファイドスポーツとは

ユニファイドスポーツは、知的障害のある人(アスリート)と知的障害のない人(パートナー)がチームメイトとなり、一緒にスポーツをする、スペシャルオリンピックス独自の取り組みです。
「スポーツには人々をつなぐ力がある。」ユニファイドスポーツはこのシンプルなアイデアをもとに生まれました。障害の有無を越え、スポーツを通じて喜びや悔しさ、達成感など様々な経験を共有することにより、お互いの個性を理解し、尊重し合う関係を築き上げていきます。社会的インクルージョン(共生社会)の実現を目指して行われるこの取り組みは世界中で広がりを見せており、現在、世界中で140万人もの人々がユニファイドスポーツに参加し、知的障害のある人たちへの固定観念を、スポーツを楽しみながら取り除き、友情を培っています。

ユニス・ケネディ・シュライバー・デーに関するお問い合わせ


お問い合わせは下記お問い合わせフォームからお願いいたします。

スペシャルオリンピックス日本 事務局

※新型コロナウイルス感染予防対策として一部リモートワークを行っておりますので、メールでのご連絡をお願い致します。