【2024年度】「SON×芸術花火 ~地域の人と交流!~」 花火鑑賞&ボランティア活動を実施!
今年も、スペシャルオリンピックス(SO)のアスリートが、地域の人たちやトヨタ自動車社員の方々と一緒に花火鑑賞、そして花火鑑賞後のボランティア活動をおこなう「SON×芸術花火 ~地域の人と交流!~」のイベントを、SON・地区組織と連携し実施いたしました。
芸術花火は、スペシャルオリンピックス日本のドリームサポーターである小塚崇彦さんが、”スペシャルプロジェクトリーダー”として携わっていらっしゃり、国内最高峰の花火師達の芸術玉を中心に組み合わせて構成され、音楽のリズムや曲調にシンクロするよう綿密にプログラムされた花火大会です。
一昨年からSOアスリートの招待をいただいており、今年も昨年と同様に、花火鑑賞だけでなく、SOアスリートとトヨタ社員の方々や、地域の人と会場のゴミ拾いや片付けを行うボランティアも併せておこなうことで、交流を促し、相互理解の機会として実施いたしました。
今年は、北海道と宮城で実施し、宮城では、昨年に続いてSONのパートナー企業であるトヨタ自動車社員様をはじめ、トヨタ自動車東日本社員様にも本イベントにご参加、交流させていただき、一回限りではない、アスリートが地域の方々と繋がり交流を育む機会とすることができました。
【2024年度】連携地区一覧
開催日 | イベント名 | 連携地区 | 参加者数 |
9月7日(土) | 北海道芸術花火2024 | SON・北海道 | 8名 |
9月30日(土) | 東北未来芸術花火2024 | SON・宮城 | 26名 ※トヨタ自動車東日本 社員様 もご参加 |
※11月2日(土)に開催予定でした「大阪湾りんくう芸術花火2024」へ、SON・大阪、SON・和歌山より計19名が参加する予定をしておりましたが、台風接近の影響により花火大会中止となりました。
「芸術花火2024」レポート
■SOのPRステージ登壇
花火鑑賞の前に、小塚崇彦さんと共に会場の特設ステージに登壇させていただき、会場の皆さんへSOの活動を知ってもらえるようにPRさせていただきました。「北海道芸術花火2024」ではSON・北海道 アスリート2名、「東北未来芸術花火2024」ではSON・宮城 アスリート4名がステージへ登壇。自己紹介や参加しているプログラムについて、また今後の抱負等、緊張しながらも多くの方々の前で発表させていただいたことは、アスリートたちへの自信にも繋がりました。
■トヨタ自動車東日本 社員の方々との交流
「東北未来芸術花火2024」では、SON・宮城のアスリートとトヨタ自動車東日本の社員の方々と、それぞれに自己紹介したり、普段のSOの活動に関してお話するなど終始和やかに交流を深めました。またトヨタ自動車東日本の皆様には、アスリート全員に向けてプレゼントも頂戴しました。
■花火鑑賞等
■ボランティア活動(会場片付け、清掃等)
花火鑑賞後にはイベントボランティアの方たちと一緒に、会場の片付けや清掃等のお手伝いをさせていただきました。椅子の撤収やゴミ拾いなど、アスリートたちは集中力を発揮し、黙々と作業を進めました。花火の余韻も冷めやらぬうちに、参加者の皆さんと協力しながらボランティア活動を行い、満足感のある充実した時間となりました。
「芸術花火2024」に参加して
~音楽と一緒に上がる花火がすごかった!~
【アスリートより】
- とってもきれいで、音楽と一緒に上がる花火がすごかったです。
- 小塚さんと一緒にステージでPR出来て楽しかったです。また一緒に写真も撮れて嬉しかったです。
- 会場の片付けをして、汗をたくさんかきました。
~今年の夏の大きな成長になりました。~
【ファミリー&ボランティアより】
- 小塚さんと一緒にステージに登壇し、SO活動のPRや、多くのお客様の前でアスリート自ら、自分の声で、競技種目、目標を発表させて頂く機会を与えていただき、大きな自信になったと思います。今年の夏の大きな成長になりました。
- 多くの人が集まるところが苦手な息子ですが、小塚さんやトヨタ社員の方々、芸術花火の方々が、とても優しく接してくださり、楽しく参加することができたようです。 特にステージに上がっての自己紹介は、初めての体験で心配しましたが、小塚さんがうまくまとめて下さり、やりきることが出来ました。 ゴミ拾いや椅子の片付け等ボランティア活動も楽しく最後まで参加でき、良い経験になったようです。
- 臨機応変や待つのがあまり得意ではない子ですが、雰囲気につられて何かしら手伝うことができ、たくさん褒めると本人も満足感を得られたようで、親としても嬉しかったです。このような体験は、なかなかできることではないと思います。ありがとうございました。
~アスリートにとって、普段とは違う触れ合いや地域の方々との交流の機会に!~
【ファミリー&ボランティアより】
- 間違いなく普段とは違う触れ合いや地域の方々との交流ができた体験でした。我が家では、イベントに参加するだけなら親が連れて行き、楽しんで終わりとなりますが、今回のような大きなイベントでステージに立つ経験や、ボランティア活動をする機会はほとんどありません。ゴミ拾い、椅子の片づけで周囲のボランティアの方とやり取りがあったり、ゆっくりだけど作業して「~していただく」ばかりでない活動ができたのはよかったと思います。アスリート自身も「楽しいこと」を支えてくださる方の存在を知ることができたかと思います。
- 学校や作業所の同僚とも違う、また親やボランティアコーチや先生たちとも違う、対等な立場の知的障害のない人たちとの触れ合いは、やはり貴重だと思います。花火という共通のイベントを通じて貴重な交流の体験をさせていただき、とても良い思い出になりました。
SON・地区組織ご担当者より
- 今年も芸術花火にご招待をいただきありがとうございました。おかげさまで参加した一人ひとりの記憶に残る1日になりました。アスリートたちは多くの観客がいらっしゃる中、ステージに立ってしっかりお話をすることができました。また一つ大きくなるきっかけをいただいたと思います。学生ボランティアや芸術花火の実行委員会の皆さんとアスリートが、息を合わせて次々と片付けていく様は、楽しみながらやっているのが伝わってきました。スポーツだけではなく、何事も一生懸命に行うアスリートと花火を見て感動し、会場片付けで一緒に汗を流した時間は我々にとっても非常に充実したものとなりました。
- 普段のスポーツプログラム活動や日々の生活とは違い、大勢の人々が集まるイベントで非日常の経験をさせていただくことができました。アスリートの中には、花火の音などの大きな音が苦手でイベント参加が難しい方もおりますが、できるだけ多くのアスリートに向けて、今後もこのような経験・機会を与えられたらと思います。このたびは大変貴重な機会をいただき、小塚さんはじめ、芸術花火実行委員会の皆様に感謝申し上げます。
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