アスリートアンバサダーが伝える ”ナショナルゲーム” ~スペシャルオリンピックス2024長野(フロア競技)大会レポート!~

アスリートアンバサダー第3期の浅野なつみさん、船内達也さんが、2023年11月18日(土)~19日(日)に開催しました「スペシャルオリンピックス2024長野(フロア競技)」の大会会場に足を運び、大会取材をおこないました。SOアスリートやパートナー、ボランティアの方々、そしてSONドリームサポーターの阿部雅司さん、小塚崇彦さんなど、大会に関わるさまざまな人にインタビューを行い、アスリートの目線で大会の魅力や参加する方々の声を取材しました。

また、同じくアスリートアンバサダー第3期の小川真治さんは本大会にフロアホッケー アスリートとして参加。選手団の一員として参加したナショナルゲームで感じたことを伝えます。

※アスリートアンバサダーが伝える ”ナショナルゲーム” ~スペシャルオリンピックス2024長野(フロア競技)大会レポート!~ の全レポートは<こちら(PDF)>!ぜひご覧ください。

アスリート(フロアボール競技)

SON・山口の木村拓馬さんと、第2期アスリートアンバサダーでもある伊藤有希さんにインタビュー!

【フロアボールの試合をやってどんなところが楽しかったですか?】
伊藤さん
ファミリーとコーチの応援の声を聞いて、絶対にゴールを決めたいという気持ちになりました。
木村さん
フロアボールをやってよかったのは、健常者のかたとも交流も深めたし、自分にとって良い刺激になったと思います。

【大会への意気込みを教えてください。】
伊藤さん
最初(これまでの試合)は2敗0勝という結果になってしまったんですけど、これから大会(この後の決勝の試合など)に向けて、まだまだ練習が必要なんだなと思ったりもしていますし、コーチとファミリーの応援もあったりもするので、そこからは絶対に勝ちたい、負けたくないという気持ちがあります。みんなで一丸となってやって、決勝でまずは1勝したいです。
木村さん
私はチームキャプテンとして、みんなと一生懸命頑張れるように、仲間たちをフォローしながら頑張っていきます。なんとか一勝をとれるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

アスリートたちへのインタビューの様子はこちら!

パートナー(フロアボール競技) 

SON・山口の3人のパートナーのかたにインタビュー!

【ナショナルゲームでのアスリートの様子はいつもと違いますか?】
このような大きい会場にくるという緊張感もありますし、いろんな人に応援してもらえるという勇気も
もらえますし、試合をむかえるというみんなのパワーが本番に集まっている感じがあります。

【大会での目標はなんですか?】
まずは1勝できたらいいなというのと、アスリートとパートナー、みんなが仲良く楽しく、笑って帰れたらいいなと思います。

【ユニファイドスポーツ®の魅力はなんだと思いますか?】
アスリートの苦手な部分であったり、パートナーの苦手な部分をお互いにフォローし合いながら、またパートナーもアスリートの皆さんが一生懸命盛り上がってできるように、チームがひとつになってできるのがユニファイドスポーツ®の魅力だと思います。

パートナーたちへのインタビューの様子はこちら!

ボランティア

SONのパートナー企業であるソニー生命保険株式会社様よりボランティアにご参加いただいた3名の方々にインタビュー!

【ボランティアでどんなことをされましたか?】
ボランティアで、DALをやりました。チーム(選手団)に付き添っていろんなお手伝いをする係です。

【今回どんな思いでボランティアに参加されましたか?】
今回初めてボランティアに参加させていただいたんですけど、ソニー生命という会社で、このスペシャルオリンピックスの活動に関わっている先輩方がたくさんいらっしゃって、今回その先輩方に誘われて、アスリートの皆さんのご活躍の勇姿を拝見できると伺って、私もぜひお手伝いしたいと思って参加しました。

【スペシャルオリンピックスの競技を観戦されてどうでしたか?】
フロアボールのSON・埼玉の選手団をお手伝いしているんですが、初めてフロアボールを見て、とても激しくて見ていてもとても楽しい競技だなと思いました。先ほどの試合で、SON・埼玉のチームが1勝したんですけど、アスリートが雄叫びをあげて喜ぶ、そこでボランティアの私たちも一緒に喜べるということがあり、とても楽しめております。

SONアスリートアンバサダー(フロアホッケー競技)

SON・広島 フロアホッケー競技にアスリートとして参加した、第2期アスリートアンバサダー 洲崎雅裕さんと、第3期アスリートアンバサダー 小川真治さんにインタビュー!今年2023年4月より第3期アスリートアンバサダーが始動し毎月オンラインを中心とした活動を行ってきましたが、今回初めてこのナショナルゲームの場でリアルで対面し交流することができました。

【練習してきた力は発揮できましたか?】 
洲崎さん
練習は3~4か月くらいで、回数もそんなにできていなかったんですけど、練習時間も短かったんですけど、この大会の予行練習としての大会があったんですが、そこでみんなで話し合って、そして今回の大会に臨んだので、試合を追うごとに調子を上げてきていて、すごくいいチームに仕上がりながら本番に臨めたと思います。
小川さん
広島のチームのメンバーがひとつひとつ得意なこととか苦手なことを研究していって、次からはここを鍛えようとか、ここを意識してやろうとか、そういう感じで練習していって、大会でやっと実ったというところです。またチームの課題であった「シュートを決めること」が、やっと試合で開花したので、練習があっての成果を発揮することはできたと思うし、自分の中でいい経験になりました。

【今回のナショナルゲームに参加しての感想を教えてください。】
洲崎さん
長野にくることも初めてだったので、どんな旅になるかちょっと不安もあったんですけど、アスリートやファミリー、コーチたちと善光寺など観光もしてコミュニケーションとりながら距離も縮めることもできて、すごくいい時間でした。大会では、みんなが怪我をしないように気を遣ってくれたり、道具や持ち物などもチェックしながら大会に臨めるようにサポートしてくれて、アスリートたちも練習の成果も存分に出すことができたし、すごく最高のチームに仕上がったかたちで終わることができたので、このフロアホッケーのチームに参加できて本当に良かったです。
小川さん
自分も同じく長野に来るのは初めてでして、ここ長野で自分の憧れの武将の真田幸村の地に行けたし、善光寺も行けた、そして何といっても全国から集まってきたアスリートたちと交流もできたり、絆を深めたり、お互いにいい試合もできたことが、とても心のなかに残っています。

洲崎さん(水色ユニフォーム)
小川さん(水色ユニフォーム)
アスリートアンバサダー 小川さん・洲崎さんへのインタビューの様子はこちら!

SONドリームサポーター

SONドリームサポーターであり大会副会長の阿部雅司さん、また同じくSONドリームサポーターの小塚崇彦さんにインタビュー!
ナショナルゲームでのアスリートの様子や実際にエキシビションとして競技を体験してみての感想、またお二方が感じるスペシャルオリンピックスの魅力についても取材しました。

阿部 雅司 さん 

【アスリートたちのプレーをみてどうでしたか?】
みんなすごく真剣に頑張っていて、笑顔があったり、悔しさもあったり、すごく競技を楽しんでいるなというのが伝わってきました。

【スペシャルオリンピックスの魅力はなんだと思いますか?】
勝ち負けよりもみんなが一生懸命プレーする姿が周りで見ている人たちも感動させると改めて思いました。これからもみんな頑張ってほしいと思います。

小塚 崇彦 さん 

【個人技能競技をやってみてどうでしたか?】
2016年のオーストリア世界大会でフロアホッケーの練習をしたことがあって感覚はもっていたんですけど、でも今日やってみて時間制限とかもあって、意外とできなくて悔しかったです。できるかな~と思ってたんですけど(笑)。

【どんな大会になればいいなと思いますか?】
やっぱりアスリートとして、負けたくない、勝ちたいという気持ちがみなさんどこかにあると思います。勝って、世界大会にいきたいという気持ちをもっているアスリートたちもたくさんいると思うので、自分の気持ちに正直に競技して、またその後それがゴールじゃなくて、その次へのスタートになってくれれば嬉しいなと思います。

【スペシャルオリンピックスの魅力はなんだと思いますか?】
スペシャルオリンピックスのよさっていうと、どんな人でもスポーツに参加できるところがいいと思っていて、参加をするっていうのは実際に競技をしている人だけではなくて、実際に応援している人たちも一緒に参加している、会場が一体になれる、そんな雰囲気が、スペシャルオリンピックス、またナショナルゲームのいいところだなと思いました。

SONドリームサポーター 阿部さん・小塚さんへのインタビューの様子はこちら!

大会取材をとおして ~船内さん・浅野さん 感想~

船内 達也 さん

大会取材では、他の地区のアスリートとたくさんお話できて楽しかったです。緊張するところもあって、まだまだ話が耳まで届いていなかった(コミュニケーションが難しかった)こともあったけど、ふれあいがいっぱいあって、いろんな方々に取材をして、コメントを聞いたり書いたりすることができました。大会ナビゲーターのやまだひさしさんと会場をまわって取材したことがとても印象に残っています。

アスリートとして選手団の一員で参加してきたナショナルゲームとはまた違い、別の競技をじっくり観戦できたり、会場の中をゆっくり見て回れたことでたくさんの経験ができました。

浅野 なつみ さん

会場で初めてフロアボールやフロアホッケーが見れたのもよかったです。フロアボールもフロアホッケーも試合がとてもハードで、バスケとはまた違うなと感じました。

大会取材では、アスリートやコーチ、ファミリーいろんな人たちと会ってインタビューして、緊張したところもあったけど、アスリートやコーチの助けももらって緊張もなくなって、しっかりお話を聞けたのでよかったです。第2期アスリートアンバサダーの伊藤さんにインタビューした時に、「負けないで、ゴールをいれる」と言っていたのが印象に残りました。今回大会取材するうえで、インタビューしているYoutubeなどをみて、そういう人みたいになりたいと思いながら実際やってみて、私にもできるんだ!と思い、自信にもつながりました。

アスリートとして参加して ~小川さん 感想~

小川 真治 さん

今回浅野さんと船内さんからインタビューを受けて、インタビューする側とされる側の立場で、それぞれスムーズにいけたところもあったし、インタビューする時に、その相手の気持ちになって質問をしてくれていた姿勢もすごくよかったなと思いました。自分も質問される時に、やっぱり人の気持ちとかそういうので「あ、こういうことを伝えた方がいいかな」というようなことを感じてやりたい!という気持ちに動かされたというのが印象に残っています。

今回フロアホッケーの競技でナショナルゲームに参加することは初めてで、緊張もあり不安もあったけど、それでもチームとの連携もしっかり取れたり、高めてきた練習のスキルとか力を試合で発揮できたことは今でも覚えています。特に強敵だったのが東京チームと徳島チームの2チームで、最後の東京との試合は接戦で点を取ったりとられたりの繰り返しでした。そこでチームとの強い絆も深められたと思いました。

ナショナルゲームでは、他の地区のアスリートたちのことも応援し合ったりして、いろんな応援があっての大会だったなと改めて思いました。

第2期アスリートアンバサダー田中晴樹さんと
平岡拓晃 大会会長と

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スペシャルオリンピックス日本 事務局