2010年スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム・大阪

大会総括

2010年11月5日(金)~7日(日)の3日間、大阪府内で「2010年第5回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・大阪」を開催しました。日本全国47都道府県から1,042名のアスリートと591名の役員・コーチが参加し、夏季ナショナルゲームとしては、最多の参加地区数、参加人数です。競技会場が大阪府下10会場に分かれていたので、大阪全体にSO活動のPRもでき、ファンを増やすことが出来た大会でした。

大会期間中は約3,900人のボランティアが全国から集まり、大会を支えました。大会ボランティアとして何度も参加していただいている方々は、理解のあるすばやい動きで業務を行っていただき、SONの大会へのボランティア参加が初めての方々も戸惑いはすぐに消え、アスリートと共に大会を楽しんでいました。このような善意あるボランティアによってこの大会は作り上げられました。

主役であるアスリートは、緊張の中でも自分の競技に集中し、全力を尽くしていました。アスリートの真剣な姿や、喜びを素直に表現する姿は、それを応援するファミリー、ボランティア、またSOを初めて知って見に来てくれた方々に感動を与え、会場が一体となった素晴らしい大会でした。

ヘルシー・アスリート・プログラム

大会期間中、アスリートの健康増進や競技能力の向上のための健康チェック、ヘルシー・アスリート・プログラムを11月5日に実施しました。

今回も、地元医療関係者や学生など、多くのボランティアの皆様のおかげで、総勢997人のアスリートの健診を行うことができました。

学校訪問や、ウィーザーで行われたトーチランに参加したほか、地元の皆さんとキャンディ作り、博物館ツアー、羊牧場ツアーなどに参加しました。

体験プログラム

大会2日目の11月6日(土)に、長居第2陸上競技場にてサッカー、万博記念競技場にてフライングディスクの体験プログラムが実施されました。体験プログラムは本大会に参加していない各地区のアスリートや、SOのプログラムに参加していない知的障害のある方を対象に、スポーツを体験してもらいました。アスリートやコーチ、ボランティアの人々との交流を通じ、スポーツの楽しさやSOを知ってもらう機会としています。

当日は天候にも恵まれ、総勢54名の知的障害のある方が各競技を楽しんでいました。サッカーのプログラムには、SONドリームサポーターの森島寛晃さんにご参加いただき、大いに盛り上がりました。

選手団交流会

大会2日目の11月6日の夜、選手たちの各宿泊会場では、選手団同士の交流を深めるための「選手団交流会」が行われました。それぞれの会場では、ボランティアの皆さんが工夫を凝らしたゲームや音楽、ダンスなどが行われ、楽しいひと時を過ごしました。

全国交流会

SON・大阪の主催で、全国から大阪に集まってくださった選手団以外のアスリートやファミリー、コーチ、ボランティアおよび関係者の方々が、大阪ビジネスパークのホールに一堂に会し、軽い食事とミニコンサート、踊りなどを楽しみ、親睦を深めました。

大会レセプション

11月5日、開会式後に、ホテルモントレ ラ・スール大阪にて、開会式にご臨席賜りました高円宮久子殿下をはじめ、ドリームサポーターや大会を支援してくださっている企業、個人の方々をお招きしての、大会レセプションが開催されました。

大会に関するお問い合わせ


お問い合わせは下記の連絡先までお願いいたします。

スペシャルオリンピックス日本事務局 大会担当