2008年スペシャルオリンピックス日本冬季大会ナショナルゲーム・山形

大会総括

2008年3月7日(金)~9日(日)の3日間、山形県内で「2008年第4回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム・山形」を開催しました。日本全国32都道府県から566名のアスリートと330名の役員・コーチが参加しました。これはスペシャルオリンピックスの冬季ナショナルゲームとしては、最多の参加地区数です。アルペンスキーをはじめ、雪上4競技の会場となった蔵王町は天候に恵まれ、樹氷を溶かすほどの熱戦となりました。

大会期間中は2,458人のボランティアが全国から集まり、大会を支えました。大会が開催される約4ヶ月前から授業の一環としてスペシャルオリンピックス活動を学んだ東京都の高校生や、バスを貸しきって山形まで駆けつけてくださった企業の皆様、そして設立して間もない山形で大会を成功させるために努力してきた地元の皆様。今回の大会の全てが、このような善意のボランティアによって作り上げられました。

アスリートたちは緊張しながらも、他のアスリートと競い合うことを楽しむことができました。また、この大会を通じて、競技スキルと精神面の両方を成長させることができました。

ヘルシー・アスリート・プログラム

大会期間中、アスリートの健康増進や競技能力の向上のための健康チェックプログラムであるヘルシー・アスリート・プログラムを3月7日、8日の2日間実施しました。

今回も、地元医療関係者や多くの学生ボランティアの方々のおかげで、総勢984人のアスリートが参加することができました。

体験プログラム

大会2日目、蔵王温泉スキー場総合グラウンドにて、スノーシューイングの体験プログラムが実施されました。体験プログラムはスペシャルオリンピックスに参加したことのない知的障害のある人や、大会に参加していないアスリートを対象にSOのプログラムを体験してもらうイベントです。

当日は、あいにくの曇り空、強い風が吹きぬけ、かなりの寒さの中でしたが、30名のアスリートとのその家族、ドリームサポーターの萩原美樹子さん、宮部行範さんが、スノーシューを体験。最初はぎこちなかった参加者たちも、あっという間にスノーシューに慣れて、思いっきりスノーシューイングを楽しみました。最後には、チーム対抗のレースを行い、大いに盛り上がりました。

選手団交流会

大会2日目の3月8日の競技終了後の夜には、ハートピア山形、ウェルサンピア山形、ホテル蔵王の各会場で選手団交流会が行われました。

各会場で音楽やダンスなど様々なプログラムが提供され、全国から集まったアスリートたちはお互いに楽しみながら、交流を深めることができました。

大会レセプション

3月7日、開会式後に、山形グランドホテルにて大会レセプションが開催されました。

開会式にご臨席たまわりました高円宮久子殿下をはじめ、ドリームサポーターの宮部行範さん、萩原美樹子さんや、大会を力強くご支援くださった各企業の皆さまにご参加いただきました。

大会に関するお問い合わせ


お問い合わせは下記の連絡先までお願いいたします。

スペシャルオリンピックス日本事務局 大会担当