ユニス・ケネディ・シュライバー 生誕100周年!
本日2021年7月10日、スペシャルオリンピックス(SO)はSO創設者であるユニス・ケネディ・シュライバーの生誕100周年を迎えました。ユニスは、故ケネディ大統領の妹であり、知的障害のある姉ローズマリーとともに育ちました。「知的障害があっても、スポーツを心から楽しむチャンスが与えられるべきだ」との強い信念を持っていた彼女は、1962年に自宅の庭を開放して、知的障害のある人たちのためにデイキャンプを開催しました。これが、スペシャルオリンピックスの活動のはじまりです。その後、ユニスの意思は世界中に広がり、現在では世界200の国と地域、そして日本国内では47都道府県でSOの活動が展開されています。
知的障害のある人たちがスポーツを通じて社会参加できることを心から願い、世の中の差別や偏見に果敢に挑み続けたユニスのインクルージョンへの想いは、今でもSOの活動の中に生きています。ユニスの生誕100周年を迎えた今日、コロナ禍による活動制限は続いていますが、知的障害のある人たちがだれひとり取り残されることなく、すべての人が自分らしく生きられる社会になるよう、SOは取り組んでまいります。
スペシャルオリンピックスの歩み
1921年7月10日 | ユニス・ケネディ・シュライバー誕生 |
1962年 | ユニスが知的障害のある子供たちを自宅の庭に招待し、デイキャンプを開催する |
1968年7月20日 | イリノイ州シカゴで「第1回スペシャルオリンピックス国際大会」が開催される |
1968年12月 | 非営利組織「スペシャルオリンピックス」が、国際本部として設立 |
1988年2月 | IOCと「オリンピック」の名称使用や相互の活動を認め合う議定書を交わす |
1991年 | 第8回夏季世界大会がミネソタ州で開催。日本のアスリートが体操競技に出場し、銀メダルを獲得 |
1994年11月27日 | 「スペシャルオリンピックス日本」が発足(会長:細川佳代子(2021年現在は名誉会長)) |
1996年 | 第1回冬季ナショナルゲームを宮城県、福岡県で開催 |
2005年 | 第8回冬季世界大会が長野で開催され、ユニスが来日 |
2008年4月 | 有森裕子が理事長に就任 |
2009年 | 47都道府県全てにスペシャルオリンピックス活動が展開 |
2019年 | スペシャルオリンピックス日本 設立25周年を迎える |
2020年 | 新ビジョン2020-2025を策定し、新スローガン“Be with all”を掲げ、現在に至る |
■2005年 第8回冬季世界大会に出席のため、ユニスが来日した時の様子
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