【報告】2018年SOユニファイドフットボールカップ・シカゴ
スペシャルオリンピックスは、「2018年スペシャルオリンピックス ユニファイドフットボールカップ・シカゴ presented by TOYOTA」を2018年7月17日(火)~21日(土)にかけてイリノイ州シカゴのTOYOTA PARKで開催しました。1968年にシカゴで開催した 「第1回スペシャルオリンピックス国際大会」の50周年記念として開催する本大会は、知的障害のある人(アスリート)と知的障害のない人(パートナー)が同じチームで競技を行うユニファイドスポーツのサッカー国際大会で、日本を含めた20カ国から24チームが参加し、実施競技は、男性の11人制ユニファイドサッカーと女性の7人制ユニファイドサッカーの2種目を5日間にかけて実施されました。
スペシャルオリンピックス日本(以下、SON)からは地区組織・福島(SON・福島)に所属する選手が代表として11人制ユニファイドサッカー(男性)に出場しました。本大会では、出場チームに各国のプロサッカークラブがパートナークラブという役割のもと、帯同するというルールがありました。名古屋グランパス様が日本選手団のパートナークラブとなり、同チームアカデミーダイレクターの山口素弘氏(元日本代表)には日本選手団のアンバサダーとして、チームへの指導などにご協力いただきました。
本大会では、4チーム毎にグループステージを行い、その上位2チームが集まり決勝トーナメントを行うというものでした。日本選手団はグループステージ敗退という結果にはなりましたが、チームを結成した当初に比べて、個人の能力、そしてチーム力は大きく成長していました。日を増すごとに、アスリートもパートナーもお互いによくコミュニケーションを取り合うようになり、お互いの考えや意見を尊重しあい、共に成長し、共に楽しみ、そしてその経験を分かち合ってきました。その結果、日本選手団は、ユニファイドスポーツ精神への深い理解を示したチームに贈られる“ユニファイド・チームメイト賞”を受賞しました。
日本選手団を応援して下さった皆様には、心より感謝申し上げます。
大会概要
大会名称 | 2018年スペシャルオリンピックス 「ユニファイドフットボールカップ・シカゴ presented by TOYOTA」 (略称)シカゴカップ |
開催日程 | 2018年7月17日(火)~21日(土) 5日間 |
開催地 | 米国イリノイ州シカゴ市 |
参加者 | アスリート 192名/パートナー 152名/コーチ 64名/チーム団長24名 合計 432名 ※日本選手団は20名(アスリート9名/パートナー7名/コーチ2名/団長1名/医師1名) |
参加チーム | 【11人制 16チーム】 北アメリカ: SO・カナダ、SO・イリノイ州、SO・テキサス州、 SO・カンサス州&ミズーリ州(混合チーム)、SO・ジャマイカ ヨーロッパ・ユーラシア: SO・フランス、SO・ロシア、SO・イタリア、SO・ドイツ 南米地区: SO・エクアドル、SO・ウルグアイ アジア・太平洋: SO・バングラディシュ、SO・日本 東アジア: SO・中国 中東・アフリカ: SO・アラブ首長国連邦 アフリカ: SO・ナイジェリア 【7人制 8チーム】 北アメリカ: SO・イリノイ州 ヨーロッパ・ユーラシア: SO・スロバキア 南米地区: SO・メキシコ、SO・ブラジル アジア・太平洋: SO・バラット(インド) 東アジア: SO・韓国 アフリカ: SO・ケニア 中東・アフリカ: SO・エジプト |
実施競技 | ユニファイドスポーツ® 11人制サッカー(男性)/7人制サッカー(女性) ※日本選手団は11人制サッカー(男性)に参加 |
その他 イベント | ・ヘルシー・アスリート®・プログラム ・セレブリティマッチ ・トーチラン(LETR Commemorative Run) ・希望の光セレモニー(The Eternal Flame of Hope Lighting Ceremony) ・インクルージョンフェスティバル(Global Day of Inclusion Festival) ・インクルージョンコンサート(Global Day of Inclusion Concert) |
日本選手団 競技結果
グループステージC
・SO日本、SOジャマイカ、SOイタリア、SOナイジェリアの4チーム
※グループステージの上位1位がDivision 1、2位がDivision 2の準決勝に進出できる。
※全試合の競技結果はこちら(Excel)
※大会報告書は後日、アップロード致します。
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スペシャルオリンピックス日本 事務局