コーチ育成
スペシャルオリンピックス日本(SON)では、日常のスポーツトレーニングをボランティアとしてサポートするコーチ(*注)を対象に、コーチクリニックやコーチアカデミーを行い、人材育成に取り組んでいます。
コーチとして活動する方々のために、スペシャルオリンピックスの使命・歴史、アスリートや各競技に関する内容、様々な研修を行います。これにより、スペシャルオリンピックスへの理解を深め、アスリートにとってより良いスポーツトレーニングの場を提供できるような研修機会を提供しています。
*注 スペシャルオリンピックスのコーチはボランティアとして活動いただいております。
コーチ資格制度

スペシャルオリンピックスでは、スポーツトレーニング(日常プログラム)にコーチとして参加するための資格制度を設けています。
各コーチ資格名称と主な役割は、次のとおりです。
資格名称 | 主な役割 |
コーチ1 | コーチ1は、各地区でスポーツプログラムや競技会の運営を支える。どんなボランティアでもスポーツアシスタントになることができる。競技者、運営管理者、SO以外でのコーチとしての経験は不問である。 |
コーチ2 | コーチ2は、ヘッドコーチの計画と実行を支える重要な役割を担う。スポーツスキルの指導やトレーニングの計画・実施、アスリートの観察と助言、チーム指導、効果的なコミュニケーションなどを通じて、アスリートの能力を引き出し、挑戦と成功の機会を提供する。役割は多岐にわたるが、ヘッドコーチと協力し、必要に応じてヘッドコーチに提案を行う姿勢も求められる。 |
コーチ3 | コーチ3は、観察・分析・助言を通じてアスリートの成長を支えるとともに、アシスタントの指導・育成も担う。トレーニングでは、個々のニーズに応じた長期的かつ柔軟な計画を組む。ユニファイドスポーツやヤングアスリートプログラムを理解し、実践に取り組む。また、健康的な生活習慣や競技準備の支援を通じて、アスリートのフィットネス向上にも寄与する。コーチはヘッドコーチに報告・連携し、チーム全体の運営を支える。 |
※コーチ資格を未取得の方もスポーツトレーニングに参加できますが、参加前に、地区組織でスペシャルオリンピックスについての説明会を行う場合があります。
コーチアカデミー

コーチアカデミーとは、各地区組織でコーチ資格を有し、すでにスポーツトレーニングで活動している方々を対象に、コーチとしてさらなるスキルアップを図ることを目的とした研修です。
研修内容には、スポーツトレーニング実施時や競技会・大会開催時に必要なルールの説明・確認、モデルケースの紹介などが含まれ、より実践的な学びを提供しています。
コーチとして参加していただくことを目的とした研修会です。研修内容は、スポーツトレーニングを行う際、また競技会・大会の開催の際のルールの説明・確認、モデルケースの紹介等、より実践的な内容を提供しています。
コーチ育成に関するお問い合わせ
お問い合わせは下記お問い合わせフォームからお願いいたします。
スペシャルオリンピックス日本 事務局

スペシャルオリンピックス日本は、皆様のご寄付や企業協賛によって支えられている非営利組織です。
ひとりでも多くの知的障害のある人たちが活動に参加できるよう、皆様のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。