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アスリートストーリー

Team Nippon 2013 ~奮闘記録~ No.2

Team Nippon 2013 ~奮闘記録~ No.2

2013年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・ピョンチャンに出場する日本選手団アスリートにフォーカスする世界大会特別企画!
大会前の「Team Nippon 2013 ~ピョンチャンへのチャレンジ~」に引き続き、日本選手団が世界大会で感じた経験談を紹介する「Team Nippon 2013 ~奮闘記録~」をシリーズで毎月お届けします。
今月の「Team Nippon 2013 ~奮闘記録~ No.2」は、フロアホッケーの中村文茂さんとクロスカントリースキー竹内和茂さん、スノーシューイングの尾上隆之さんの世界大会での経験談を紹介します。

フロアホッケー
中村 文茂(SON・長野)

今回、僕は大会前に2つ目標を立てました。1つ目は体調を崩さないで試合に出ること、2つ目は金メダルを取ることです。
ぼくは8年前に長野県で世界大会があったときにフロアホッケーで大会に出ました。そして大会期間中にインフルエンザになってしまい、キャプテンをやってたぼくは最後の試合までチームのみんなとプレーをすることが出来ず、とてもくやしかったです。その時の大会にもらったメダルの色は銀メダルでした。
今回の大会は2つの目標達成できました。とても嬉しかったです。

今後はパスやシュートをもっと早く出来るように練習をして、もう一度世界大会に出てフォワードで点を沢山とりたいです。最後にアスリートをサポートしてくださったすべてのコーチのみなさんに心から感謝しています。ありがとうございます。

中村 のり子(母)

息子がフロアホッケーと巡り会えたのは2003年ぐらいで、スペシャルオリンピックスの存在を知り、フロアホッケーというスポーツを教えていただきました。フロアホッケーは、息子にとってピッタリのスポーツでとっても気に入ったようで、人生初の最高のスポーツと出会う事ができ本当に嬉しかったです。フロアホッケーをするようになってからは笑顔が多くなり、日曜日が楽しみで待ち遠しくて仕方がない様子でした。
そして昨年、日本選手団に選ばれたという連絡がはいった時は、とび上がって喜び、それからはフロアホッケーの練習にまた一段と気合が入って頑張っていました。
世界大会では、相手チームに点を入れさせまいと必死で守っている姿を見ていたら涙が込み上げてしまいました。アスリート皆が1つになり必死で頑張っているのが心から伝わってきました。そして最後の韓国戦ではアスリートたちが頑張って戦い続けた結果、金メダルを手にする事ができ涙と感動の瞬間をむかえる事ができました。
この大会でお世話になった日本選手団コーチ、ボランティアの方々、また日頃の練習を支えて下さっているコーチ、ボランティアの方々、本当にありがとうございました。心に残る思い出となりました。心から感謝の気持ちでいっぱいです。

渡邉 務(ヘッドコーチ)

我々は、全員フロアホッケーを実践し金メダルを掴み取る事が出来ました。応援して頂いた皆さんに心から感謝申し上げます。
大会関係者からも我々の自然に湧き出るフェアプレーを大変評価して頂きました。日本のサッカーが世界で評価されているのもフェアプレーであるからだそうです。つまりフェアプレーが日本のお家芸。胸を張ってそれを実践出来ました。
とにかく、あっという間の12日間で少々疲れましたがこのメンバーでまた参加したいです。

クロスカントリースキー
竹内 和茂(SON・長野)

ぼくの目標はメダルをとる事でした。クロスカントリーの1kmと2.5kmのいずれもフリーで出場し、1kmでは惜しくも4位だったけど、2.5kmでは銅メダルを獲得できたので、目標は達成できたと思います。谷口コーチの指導のおかげで自分の中でいいすべりができたと思いました。
大会前に日本選手団みんなで民俗村に行ったり、高麗大学のキャンパスツアーをしました。ウェルカムコンサートはとても良かったです。大会では、ボランティアの皆さんと打ち解け、他国のコーチやアスリートとピンバッジ交換したりしました。
今後もまた世界大会でメダルとれるように精進したいです。

竹内 三枝子(母)

アテネの夏季大会に続き2度の出場は無理だと思っていたので、選ばれた時はビックリしましたが、アテネの時はメダルが取れなかったので、リベンジの意味でいいチャンスを頂けたかなと思いました。本人も出場が決まってピョンチャンでは絶対にメダルを取って帰りたいと強い思いがあったので挑戦する機会を与えて頂いて、本当に良かったと思いました。
クロスカントリースキーは今まで「クラシカル」しかやったことがありませんでしたが、今回「フリー」で出場することが決まりました。フリーとクラシカルはスキー板から、ストック、靴も違い、滑り方もゼロからでしたので心配しましたが、谷口コーチの手厚い指導のもと基礎からしっかり教えていただき、雪のない夏から朝早く家を出て新潟まで練習しに行きました。
始めはローラースキーを履いての練習からスタートし、立つのもやっとでしたが、めげずに練習しました。その甲斐あって、雪の上でもスムーズに滑れるようになりました。北海道や白馬での合宿もみっちりしごかれたようですが、弱音を吐くこともなく、コーチの教えをしっかりと受け止められる息子の姿に精神的にも強くなったと思います。
大会を終えてからは、親離れをしたいのか、親に頼らないようにしたいという思いが強くなりました。親に色々言われることがとてもイヤなようで、自分でできるから言わないでと言われます。親もそろそろ子離れしていい時期に来たのかなと感じます。仕事に対しても休むことがなく、仕事優先になり責任感が強くなったように感じます。

谷口 博文(ヘッドコーチ)

世界大会に参加するにあたり、「世界大会での目標」「目標達成に向けての課題」を掲げ、本人、ご家族の方からご理解いただき、世界大会に向け練習に取り組みました。

<今大会の目標>
メダル獲得
<目標達成に向けて掲げた課題>
  1. クラシカル走法からフリー走法に変更し、目標達成を成し遂げる
  2. 1の技術を習得すために、フリー走法の「クイック走法」に絞り、不安なく技術の習得を目指す。
  3. フリー走法に適した用具を揃え、用具のチューンナップ技術を習得し、スキー用具への愛着を持つ。

世界大会では、過去に陸上競技で世界大会に参加されていたので雰囲気を掴んでおり、自分を見失うことなく、冷静に競技に向かうことができていました。そして、2.5km種目で銅メダルを獲得し目標を達成することが出来ました。
今後の目標としては、特定のスポーツに固執することなく、様々なスポーツに取り組み、そこで得たパフォーマンスをクロスカントリースキーに生かして欲しいです。
私にできることがあれば、今後も応援していきたいと思います。

スノーシューイング
尾上 隆之(SON・三重)

2013年スペシャルオリンピックス冬季世界大会ピョンチャンに1600mと5kmに出場しました。5kmで金メダルをもらいました。うれしいです。
いつも通りのペースで走りました。5kmは山のぼりでアップダウンが沢山あり、しんどかったですが最後まであきらめず、がんばってゴールしました。コーチありがとう。
みんなに応援してもらいうれしかったです。
ピョンチャンの白銀の世界はきれいでした。閉会式で世界のアスリート達にあえてよかったです。
ぼくの会社セントラルグラスファイバーでみんなにおめでとうコールとはく手で迎えてもらいました。
次の世界大会にもまた行きたいです。

尾上 浪恵(母)

世界大会韓国に出発する前に行われた結団式では、アスリート達が世界大会への自覚を持ち、一回りも二回りも成長していることを目の当たりにして胸が熱くなりました。
韓国では、なかなか人の輪の中に入っていけない、人と会話が上手くできない息子がコーチを信頼し、友達と仲良くしているのを見て大変うれしく思いました。1600m、5000mでは、いつも通り自分のペースで走って、5000mで金メダルをとることが出来、我が家の宝物が一つ増えました。
重い障害を背負って生まれた息子に、神様は「健康」という素晴らしい贈り物をしてくれました。これも私たち家族の宝物です。これからも宝物が増えるように何事にもあきらめず、最後まで頑張れば夢はかなうと実感しました。
また帰国後、息子の勤務先では、工場長はじめ社員の皆様から祝福をいただき、おめでとうコールの中、最高の笑顔で「ゴールドメダルです」と喜んでいました。今回の大会に出場したことで、スペシャルオリンピックスのことを知っていただく貴重な機会にもなりました。

日吉 基晶(ヘッドコーチ)

スノーシューイングの中では 1600m、5000mのスペシャリストだと思います。尾上さんは何でも興味を示し探究心、チヤレンジ精神が旺盛です。今回の世界大会では、5000mで金メダルを獲得され本当に嬉しかったです。また、応援にこられていたお母さん、お兄さんに見せた尾上さんの笑顔に私も感激しました。今回の世界大会で得た経験は、尾上さんの走りのリズムのようにコッコッと刻まれていくと思います。合宿から世界大会まで本当にご苦労様でした。

【大会に関するお問い合わせ先】

スペシャルオリンピックス日本事務局 大会担当
Tel:03-6809-2034/Fax:03-3436-3666
Mail:son_cc@son.or.jp

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