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アスリートストーリー

Team Nippon 2013 ~奮闘記録~ No.1

Team Nippon 2013 ~奮闘記録~ No.1

2013年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・ピョンチャンに出場する日本選手団アスリートにフォーカスする世界大会特別企画!
大会前の「Team Nippon 2013 ~ピョンチャンへのチャレンジ~」に引き続き、日本選手団が世界大会で感じた経験談を紹介する「Team Nippon 2013 ~奮闘記録~」をシリーズで毎月お届けします。
今月の「Team Nippon 2013 ~奮闘記録~ No.1」は、氷上競技のフィギュアスケート 橋本隼人さんとショートトラックスピードスケート 近藤瑞穂さんの世界大会での経験談を紹介します。

フィギュアスケート
橋本 隼人(SON・東京)

ぼくは、フィギュアスケートでくるみ割り人形をすべりました。ずっとフリーのことばかりかんがえていました。すごく緊張しました。くるっとターン、できました。広いリンクで、楽しくすべりました。銅メダルがもらえてよかったです。また、世界大会に参加してメダル取りたいです。
韓国では、散歩に行ってカルガモをみたり、餅つきや豆まきをしました。池に張った氷をはじめてみました。 世界大会、楽しかったです。

橋本 啓子(母)

私は、スペシャルオリンピックスのフィギュアスケートと出会って約10年になりますが、息子は東京に転居して、フィギュアスケートとの運命の出会いがありました。福島大会を経て初めての世界大会出場が決まりました。
(障害が)重度な息子なので心配でしたが、私なりの支援として、フリーの振付・衣装作り、素人ながら頑張りました。日本選手団に決まってからは、曲を聴きながら振付練習を何度もしました。あきらめていたスケート靴の紐も(上手く締めることができないので締め直しますが、)どうにか自分で締めるようになりました。
大会では、公式練習を楽しそうに笑顔で滑っていました。フリーは、途中でやり直しているのを見て、何が起こったのか…と思いましたが、丁寧に演技をして滑っていたので、良く頑張ったと褒めました。
息子は上手く喋れませんが、素敵な表情を見せてくれました。フィギュアスケートの仲間やコーチが支えてくれて無事に世界大会を終えることができました。親子で成長できたと思います。次回の世界大会は、レベルupして参加を目指したいと思います。貴重な体験ありがとうございました。

日向野 美峯(ヘッドコーチ)

橋本くんは、体を大きく使ったメリハリのあるフリーの演技を得意としています。地区ではフィギュアの貸し切り練習が出来ているので、毎回音楽をかけて練習をし、時には通りすがりの一般の方まで、彼の演技を見て拍手を送ってくれることもありました。
試合本番では、コンパルソリーでも非常に良い演技が出来、1位につけることが出来たので、「フリーもこのまま頑張ろうね!」と声をかけましたが、今思うとそれが逆にプレッシャーになってしまったのかもしれません。
フリーの演技直前は、普段は見られないような緊張した様子が見て取れました。私としても、これが世界の舞台に立つということなのだなと実感させられました。橋本くんには「いつも通り滑っておいで!」と声をかけ、リンクへ送り出しました。重点的に練習したターンもしっかり出来、きちんと音楽を聞いて演技し、フィニッシュもぴったりと合わせました。初出場の緊張感の中、本当によく頑張っていました。表彰台に立つ橋本くんは心なしか誇らしげで、キラキラと輝いていました。
これからまた次の目標に向けて、地区での練習を一緒に頑張っていきたいです!

ショートトラックスピードスケート
近藤 瑞穂(SON・東京)

羽田空港で結団式をしてから、選手団みんなで世界大会会場の韓国へ向かいました。韓国は3回目ですが、家族以外の人と12日間も一緒なのは初めてでドキドキでした。
私の世界大会の目標は『表彰台の真ん中に立つ!』でした。残念ながら達成はできませんでしたが、3種目ともメダルが取れました。500mと333mが銀メダル、222mが銅メダルでした。表彰台から手をふりました。特に最後のレースだった333mでは接戦でしたが抜かれないように一生懸命頑張りました。
スケートリンクでは休憩中に大ヒット曲『Gangnam Style(江南スタイル)』が何回もかかったので、私はオリジナルダンスを踊ったり、大好きな音楽を聴いて疲れを吹っ飛ばしました。
外国のアスリートと仲良くなって写真を撮りました。ピンバッチやTシャツを交換しました。インドの人からは帽子をもらって記念になりました。
閉会式のキム・ヨナのスケーティング、K-POPグループの歌やダンスがノリノリで楽しかったです。
4年後の世界大会までにどんどんかっこよく滑れるように練習がんばっていきます。


近藤 昭彦(父)

わが家には2人のアスリートがおり4年前に息子がアイダホに出場したのに続き、今回は娘と二大会連続での出場となりました。
娘の瑞穂は兄の剛と違い社交的で誰とでも仲良くなれるといった面がある反面、感情の起伏があるため、親の手を離れて選手団の一員として行動することに多少の不安もありました。
また、競技においても『抜かれるとあきらめてしまう』といった悪い癖があり、大会でその癖が出ないかといった不安もありました。
大会本番までの短い間でしたが、家庭においては生活面において極力迷惑をかけないように指導したり、韓国語でのあいさつなども積極的に練習したりと、本人なりにかなり努力してきました。
競技に関しても日々のプログラム・夏の野辺山合宿でスタート練習やコーナリングの練習に励むと同時に、『転んでもすぐに立つ』『抜かれても最後まであきらめない』という気持ちになるための指導をしてもらいました。
大会では緊張して夜眠れなかったり、不安で泣いたりと引率コーチに迷惑をかけたようですが、競技においては親の期待以上の成績を残してくれました。
各国のアスリートとも仲良くなったようで、本人としてはとても満足して帰国しました。
SOは大会参加が目的ではありませんが、目標を持ちそれに向かって努力するという意味では参加させていただき本当によかったと思いました。


福田 耕太郎(ヘッドコーチ)

近藤さんは合宿や世界大会の間も盛り上げ役でした。大会中に他のアスリートを応援しているときに、会場に流れている音楽に乗って踊っていました、非常に元気がよかったです。特にスピードスケート3人娘はとても仲が良かったです。近藤さんの元気の良さが周りに伝染していたようです。ショートトラックスピードスケートのリーダーとして、移動先やバスの中での点呼もやってくれました。
他の国のアスリートともすぐに仲良くなり、ピンバッジの交換をしている姿がよく見受けられました。しっかりと交流できていたようです。
どのアスリートにも言えることですが、世界大会がよい経験になってくれればよいなと思います。

【大会に関するお問い合わせ先】

スペシャルオリンピックス日本事務局 大会担当
Tel:03-6809-2034/Fax:03-3436-3666
Mail:son_cc@son.or.jp

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