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アスリートストーリー

「アテネがくれたもの」荒木 成也さん(バレーボール)

4年に1度の夏季世界大会「2011年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・アテネ」が開催され、日本選手団として参加したアスリートがどのような経験をして何を感じたのか、大会前の「アテネへの道」の続きとして大会後のアスリートの経験談「アテネがくれたもの」を全3回でご紹介します。

第2回目では荒木 成也さん(バレーボール)、山野 紗弥さん(バドミントン)2人の世界大会での経験談、そして約3週間現地でアスリートの活躍を競技面・生活面の両面で支えたコーチの感想をご紹介します。

「アテネがくれたもの」 荒木 成也さん(バレーボール)

荒木さんは今大会のバレーボールチームのキャプテンとして活躍しました。バレーボールチームは京都・熊本・宮城の3地区のアスリートが混合し、普段は違うチームで練習しています。 キャプテンとして大会前からチームをひとつにまとめることを一番に心がけてきました。

荒木さん:今回初めての世界大会でギリシャに行きました。事前の合宿では合同の練習がありました。1回目の合宿の練習ではなかなかつながらずチームワークがバラバラでした。それでもみんなでうまくつながるように練習しました。2回目の合宿は熊本で練習がありました。
アテネでの大会本番でもチームワークが一つになるように声だしを心がけました。

<コーチから見た荒木さん>はじめは「相手は強か・・・」という言葉が口癖で、そんな弱気がプレー中に影響することがありました。コーチと話しながら、ゲームを重ねる中でそんな弱気はなくなっていきました。目標に向かっていく「ひたむきさ」が大会を通じて出てきたと思います。

荒木さんコメント:

今回初めての世界大会でギリシャに行きました。ぼくが日本選手団に選ばれたときは本当にうれしかったです。選手団オリエンテーションで日本選手団の人達の顔合わせがありました。バレーボールは京都や宮城の人と熊本の人が一緒になった混合チームです。合宿では京都や宮城のチームとの合同練習がありました。
1回目の合宿での練習はなかなかつながらずチームワークがバラバラでした。それでもみんなでうまくつながるように練習しました。2回目の合宿では熊本で練習がありました。


■バレーボールチームのキャプテンとして心がけていたことは?

チームワークが一つになるように声だしを心がけました。

■コーチから受けたアドバイスで覚えていることはありますか?それは試合で活かされましたか?

自分が腕を振ったり、腕だけでボールを拾っていたので(レシーブ)、それを気をつけてって言われて、心がけたら、試合で活かせられました。

■コーチに伝えたいことはありますか?

たくさんのことをおしえていただいてありがとうございました。おしえていただいたこと今後のバレーで練習したいと思います。本当にありがとうございました。


■今回のバレーボールチームで世界の舞台に立ち、一番思い出に残っていることは何ですか?

初めての世界大会でたくさんの人達と出会えてよかったです。
優勝はできなかったけど、日本らしいバレーができて、自分もいい経験ができて、バレーを続けていきたいと思いました。自分がいい経験ができたのも周りの人のおかげです。京都のみなさん、熊本のみなさん、宮城の皆さん、これからもバレーを続けていきましょう。


城 裕幸コーチ(バレーボール)

キャプテンを務めた荒木さんはチームにとってどのような存在でしたか?

キャプテンを選ぶにあたってコーチ3人で話をしました。「元気にみんなを引っ張ってくれる、まとめてくれる人」ということで、チームの中で最年少でしたが即決でした。ゲーム中はどんな時でも大きな声でチームのみんなを奮い立たせてくれました。チームが苦しいとき、何度も荒木君の元気にチームだけでなくコーチも助けられました。プレーにおいてもファイトあふれるレシーブでどんなに強いサーブやアタックにも拾いまくって攻撃につなげてくれました。チームのみんなも荒木君の頑張りに勇気をもらってプレーすることができてたと思います。ゲーム以外ではミスをしたアスリートに声をかけてくれたり、生活面のフォローしてくれたり、本当に頼りになる存在でした。
責任感が強く大会までのチーム作りで悩んでいるときもありましましたが、しっかりと自分の力で乗り切って、最後まで頑張ってくれました。
大会を終えてコーチ3人の判断は正しかったと感じています。


大会を通じて荒木さんが変わったことはありますか?またチームで変わったことはありますか?

はじめは「相手は強か・・・」という言葉が口癖で、そんな弱気がプレー中に影響することがありました。コーチと話しながら、ゲームを重ねる中でそんな弱気はなくなっていきました。目標に向かっていく「ひたむきさ」が大会を通じて出てきたと思います。
チームとしては勝てないゲームが続き、荒木君をはじめアスリートみんな苦しかったと思います。そんな中、勝利のために毎日会場から帰って、一人ひとりの動きの確認、話し合い、自主練習を就寝前まで繰り返しました。目標を達成するためにチーム一丸となって取り組んだ日々は、アスリート一人ひとりにとって困難にも負けない精神力をつけることができたと思います。その成果が最終戦のギリシャ戦の1セット奪取につながったと思います。


世界の舞台でプレーするアスリートたちをどのような想いでサポートしていましたか?

それぞれのアスリートの想いや考えを大事にサポートしていました。勝ちたくて仕方ないアスリート、何とかボールに触ろうとするアスリート、とにかく楽しみたいアスリート、それぞれの思いを把握しながらサポートしていました。
また、この大会を通じて一人ひとりが「自信」をつけてくれることを意識しながらサポートしていました。バレーボールのプレー面はもちろん、長期間、親元や支援者から離れた生活面においても「自分たちでもできるんだ」という想いを持って大会を終えることができるように、一人ひとりの頑張りや成果を見落とさずに賞賛することを意識していました。


世界大会を振り返って一番伝えたいことは何ですか?

「為せば成る」「やればできる」
常に感じているのですが、何でも他人にやってもらうことが多かったり、評価されることが少なかったりマイナスの経験が多いアスリートが多いように感じています。
世界大会のような大舞台で、勇気を持って堂々とプレーしたアスリートたちです。みんな「為せば成る」「やればできる」のです。また応援している人たち、ボランティア、ファミリー、コーチ全ては、そんなアスリート一人ひとりの頑張りをみて感動しました!アスリート一人ひとりは自信をもって、いろんなことにチャレンジしていってほしいです。

【大会に関するお問い合わせ先】

スペシャルオリンピックス日本事務局 大会担当
Tel:03-6809-2034/Fax:03-3436-3666
Mail:son_cc@son.or.jp

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