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アスリートストーリー

「アテネがくれたもの」村山 恵さん(ボウリング)

4年に1度の夏季世界大会「2011年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・アテネ」が開催され、日本選手団として参加したアスリートがどのような経験をして何を感じたのか、大会前の「アテネへの道」の続きとして大会後のアスリートの経験談「アテネがくれたもの」を全3回でご紹介します。

第1回目はアスリートとファミリーでは村山 恵さん(ボウリング)、小林 洋祐さん(水泳競技)、大里 美欧さん(陸上競技)3人の世界大会での経験談と、その活躍を見守ったファミリーの感想をご紹介します。

「アテネがくれたもの」 村山 恵さん(ボウリング)

大会への出場が決まり、週に2度の練習を3回に増やしたり、通勤のバス停を2ヶ所前で降り、歩く距離を増やして帰るなど準備万端で臨んだアテネの世界大会。大会を通じて世界中の友達を作りたいと意気込んでいました。たくさんの仲間からの応援を背にアテネへ飛び立ちました。


「団体戦はボウリングの皆で力を出して一位になって金メダルをとりました。うれしかったです。ボウリングの仲間が体調を崩し心配でしたが、最後は一緒に試合に出ることができてうれしかったです。」

村山 恵さんファミリーより

世界の舞台に立つアスリートの姿を見て

試合では淡々とマイペースでピンに向かっていました。数時間前の開会式の疲れも見える中、笑顔も見せながら、よく体調を崩すこともなく皆と行動がとれていて嬉しさで一杯でした。障害を持って生を受け、心臓手術を2回もクリアしての幼少期には生きているだけでありがたかったのに、世界を舞台にするスポーツ競技に参加している娘に、心より“おめでとう”そして“ありがとう”感謝の気持ちでいっぱいでした。

大会前と大会後でアスリートが変わったところ

他人を気遣う気持ちが以前より増したと思われる行動があります。母の家事を手伝ったり、おつかいに一人で出かけてくれます。少し積極的になりました。自分で計画を立て、選手団で知り合った人達に手紙を書いたり報告会に必要な準備など責任をもって自分で考え行動できている姿があり、自立アップが感じられます。


大会の感想

SOの大会が170カ国もの参加であり、ユニフォームをはじめたくさんのグッズが企業の協力や支援で各国選手団美しく揃っていました。財政危機にあるギリシャ共和国でしたが、盛大な開閉会式でした。たくさんのボランティア動員、組織力に感謝でいっぱいです。
ストライキという状況の中でも淡々と関係なくスケジュールをこなし、私達には知りえないご苦労があったことでしょう。本当に安全に終了し、感謝をありがとうございました。お礼申し上げます。
ハンディのある者が全力を出して頑張れる。それを賞賛し、喜んでくれる世界の舞台に感動しました。そんな世界につながるために地域の日ごろの生活を大切にSOスポーツプログラムを大切に育て続けたい気持ちが更に大きくなりました。一人でも多くの理解者・協力者を増やしたいと思います。


スペシャルな体験

特別な体験本当にスペシャルな体験でした。
IDカードをかけて地下鉄やトラムがフリーパスです。会場から会場へのシャトルバスも無料です。まるで透明人間にでもなったようでした。
また、ファミリーラウンジでは飲み物やスナック、バナナが用意されており、これも自由にもらえちゃってサービス満点。ファミリーパビリオンでは祈念グッズもいただいて、ファミリーはとても大切にしていただきました。ありがとうございました。
ここでご紹介したい現地で活躍されていた日本人ボランティアがいます。ドイツに住んで25年とか。この大会のため5週間ユースホステルに泊まり通訳ボラをしていました。バレー会場では韓国語・英語・日本語と2つのコートを行ったり来たり活躍されていました。ネットで申込み活動しているそうです。脱帽です。
他にSOグッズの店の人・タクシードライバー・観光地で声をかけて来た方から日本の震災、津波のことを心配してくださる声もあり嬉しい気持ちになりました。

【大会に関するお問い合わせ先】

スペシャルオリンピックス日本事務局 大会担当
Tel:03-6809-2034/Fax:03-3436-3666
Mail:son_cc@son.or.jp

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